ストライカーアラウホによる劇的弾で逆転勝利！
代表ウィーク明けのカタルーニャダービー。
エンタメとしては最高！
フットボールの内容としては不安が残るゲームとなりました。
スタメン
怪我人が多い中、トニが今季初スタメン。
ラマシア産の期待の若手が偽9番の大役を担いました。
バルデも怪我から復帰後久々のスタメン。
怪我明けのヤマルもスタメンに名を連ねました。
中盤はトップ下的な選手が不在の中、カサド、ペドリ、フレンキーの3枚。
基本はフレンキーが高めの位置にいましたが、流動的に3人が入れ替わりながらプレーしていました。
試合内容
序盤はバルサが押し込みゲームを握る
開始10分はバルサが押し込む展開。
ヤマルのアイソレーションからチャンスを演出。
トニも偽9番らしく下がりながら狭いスペースでボールを受けていました。
クバルシの効果的やぺドリのキャリーなど随所に良い場面がありました。
先制点のペドリのゴールは素晴らしかったですね！
ゴールにパスしたかのようなシュートでした。
メッシを彷彿とさせるような細かいドリブルでした。
キーパーはタイミングを完全に外した見事な一撃でした！
前半中盤以降はジローナにハイラインを攻略される
先制点後も押し込めるかと思いきや、不要なロストなどがありピンチを招く展開。
わずか7分後にヴィツェルのオーバーヘッド弾で試合は振り出しに。
その後もジローナのビルドアップにハイプレスがハマらない展開。
度々ハイラインの裏を突かれ、あわや失点のシーンが連発。
個人的にはシンプルに前線のプレスが緩いと感じました。
WGで圧力をかけてSB、CBで回収する良い時の形ができていませんでした。
後はDFラインが揃っていなくてオフサイドを取れないシーンもありました。
この辺りは今シーズンに入ってから度々見られます。
やはりイニゴの抜けた穴が埋まり切っていない感があります。
引き分けかと思いきやまさかのストライカーアラウホ降臨！
後半は途中出場のフェルミンが流れを変えてくれました。
積極的にシュートを打てる選手は貴重だと改めて感じました。
怪我明けでしたが、かなりキレがありました。
あとはルーニーも非常に良かったですね！
左アウトサイドでのクロスは1点ものでした。
あれはラッシュに決めて欲しいところでした。
終盤にはアラウホをCFで起用するパワープレイを敢行。
個人的に悪夢のクーマン期を思い出してしまいました。
正直このまま引き分けで終わると思った後半アディショナルタイムに劇的ドラマが！
ルーニーからハーフスペースに抜け出したフレンキーがマイナスへ折り返し。
ニアに飛び込んできたアラウホがワンタッチで逆サイドに流し込み劇的逆転ゴール！
批判に晒されきたアラウホがこの土壇場で結果を残したのが嬉しすぎました！
これだからバルサはやめられない！
余談ですが、アラウホは元々FWだったみたいですね。
そう言われるとあの動き出しからのワンタッチゴールも納得ですね！
まとめ
結果的に劇的勝利を飾ることができました！
エンタメとしては最高の展開でした！
ですが、試合内容としては課題の方が多かった印象もあります。
課題点
- ハイプレスの強度が足りていない
- DFラインの統率ができていない
- 不用意なボールロストが多い
この試合で感じたのはこの3点ですね。
コンディションの問題もあれど、前線のハイプレスが効いていない印象を受けました。
フリックがハイラインを変えることはないと思うので、生命線のハイプレスが効かないと相手の思う壺です。
ハイラインとハイプレスはセットなので、ここは大きな課題ですね。
攻撃で違いを生み出しているとはいえ、ラッシュとヤマルにはもっと守備意識を高めて欲しいところです。
良かった点
- 途中出場で流れを変えたルーニー、フェルミンの躍動
- 相変わらず異次元のペドリ
- CFアラウホの劇的ゴール
この3点はポジティブに捉えられますね！
ルーニーはロストが少なく、違いを生み出せます！
フェルミンもバルサの中盤では異質の存在で流れを変えてくれますね。
こういった選手たちの活躍は不可欠ですね！
ペドリはもう言うことなし！
アラウホは交代する前から「点を決めてくる」と言ってピッチに入ったそうです笑
確かに顔付きがストライカー感あった気もしますね！笑
次のリーグ戦はエル・クラシコです！
前半戦の大一番！
守備の改善は必須だと思います。
今日は相手の決定力に助けられた部分もありますが、マドリー相手だと一発で仕留められてしまう可能性が高いです。
ミッドウィークにCLもあるので過密日程ですが、フリックの手腕に期待します！
内容はともあれ勝ったことは間違いないです！
この勝利で再び波に乗れることを信じましょう！
Visca el barca! Visca Catalunya!
