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【ゴール裏のあるべき姿とは?】

サッカー観戦の基本
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今回は最近何かと話題になっている「ゴール裏」について取り上げたいと思います。
度々ゴール裏ならこうすべき!といった論争が巻き起こっていますが何が正解なのか。
もちろん正解は人によって異なると思いますが、個人的な思いを書きます。

ゴール裏の定義

スタジアムのゴール裏は、単なる観戦席ではありません。
「選手を後押しし、チームの勝利のために情熱を注ぐ、特別な役割を持った場所」です。

ゴール裏に立つ者の大前提

  1. 立って応援するのは「当たり前」: ゴール裏は、90分間立って声を出し、チームを鼓舞する意思がある人たちが集う場所です。座って観戦したい方、試合の流れを静かに楽しみたい方は、他のエリアを選択すべきです。
  2. 全力で応援したい人が集う場所: 「熱量」こそがゴール裏の価値です。全力で声を枯らす覚悟のある人が集まるからこそ、選手に届くエネルギーが生まれます。

お金を払ってチケットを購入している以上、観戦の仕方はその人の自由です。
ですが、モラルは必要だと思っています。
大半の人が立って声を出して応援している中で、座ってスマホを触っていたり、カメラを構えて選手の写真を撮っている人がいると冷めてしまう人もいると思います。

様々な事情はあれど、応援する姿勢を見せるのは最低限必要かなと思います。
チャントが分からなくても周りに合わせて手拍子するのは可能です。
自分にできる範囲で応援することが大事です。

日本と海外の応援文化の違い

個人的に感じた日本と海外のゴール裏の違いを述べます。

日本:苦しい時こそ耐え忍ぶ「美徳」

日本の応援文化では、「試合内容が悪くても、負けていても、苦しい時こそ応援し続けるのが美徳」とされています。これはチームへの忠誠心、そして強い忍耐強さに基づいた、非常に誇れる文化です。ゴール裏が声援を止めないのは、その精神の表れと言えるでしょう。

選手にとってはどんな時も応援してくれるサポーターの存在は大きいと思います。
苦しい時ほど応援するといった日本のゴール裏文化は素晴らしいと思います。

僕もヴィッセル神戸の試合をよく観戦します。
直近の天皇杯決勝で町田に敗れて優勝を逃した後も「ヴィッセル神戸!」とチャントで選手の頑張りに対してエールを送っていました。
1試合で全てがなかったかのようにブーイングするよりはこの方が好感を持てます。

海外:リアルタイムで変化する「ボルテージ」

一方、海外のスタジアムでは、応援のボルテージが試合内容にダイレクトに連動します。

ミスや低調な内容の時は、時に沈黙や厳しいブーイングが起こります。

しかし、良いプレーが生まれ、ゴールの瞬間を迎えた時の熱狂は、「爆発」と表現するしかありません。そのエネルギーは、静から動への極端な変化によって、より強烈な力となって選手に降り注ぎます。

海外のサポーターはよくも悪くも正直ですね。
試合内容がそのままサポーターのボルテージに直結します。

海外のサポーターはお金を払っている以上、いい試合を見せてくれ!という認識があります。
短期的な目線で選手や監督を批判する側面があります。
一方でクラブの調子が良い時のスタジアムの熱狂はすごいです。
まるでスタジアム全体がゴール裏かのように、あちこちから自然発生的にチャントが歌われます。

僕も昨年、FCバルセロナの試合を見に行きました。
ゴールが決まった直後や華麗なパスワークでゴール前に迫った時は、スタジアムの観客全員が総立ちで応援していました。
この自然に起こる爆発的な声援はすごいと思いました。
誰かがリードして応援せずにあれだけの熱狂が生まれるのは海外ならではだと感じました。

個人的なゴール裏への思い

個人的に今のゴール裏文化でここはどうかな?と思うことを2点挙げます。

旗 VS 声 どっちが選手に届くのか

ゴール裏での旗やコレオはスタジアムの雰囲気を高めますが、試合中の選手に最も届くのは、視覚的な旗よりも耳で感じる「声援」です。選手は常にゴール裏を見ているわけではありません。

だからこそ、私の考えとしては、旗は試合前やゴール直後など、士気を一気に高めたい重要なポイントで集中して使用し、試合中のエネルギーは最大限「声」に注ぐべきだと考えます。声の持つダイレクトな力こそが、ゴール裏最大の武器です。

これは旗に限らず、選手のゲーフラなども同様に感じています。
選手に一番ダイレクトに届くのは声援だと個人的には思います。

応援し続けることの価値 VS 爆発的な声援

日本の「常に声を出し続ける」という美徳は素晴らしいですが、海外のように、「試合内容に応じて熱量を爆発させる」瞬間的な集中力も必要ではないでしょうか。90分間一定のトーンで応援し続けるよりも、ここぞという時にスタジアム全体を巻き込むような、圧倒的な熱狂を生み出す瞬発力も、勝利には不可欠です。

もちろん、日本でもゴールシーンは盛り上がります。
ですが、もう一段階ボルテージが上がればいいなと思います。

ゴールシーンだけでなく、いいプレーがあったシーン(ピンチを防いだ、相手のプレスを剥がしたて前進した、プレスバックでカウンターを阻止)でもボルテージが上がると、よりスタジアムが熱狂的になると思っています。

排除すべきNG行動

ール裏の熱量と生産性を損なう以下の行動は、不要であり、排除すべきです。

  • 試合中のスマホ、写真・動画撮影: 試合中にスマホを取り出し、写真や動画を撮る行為は、応援という行為から手を引くことを意味します。その一瞬、あなたの声が止まり、熱量が削がれます。試合中は、目の前のピッチに集中し、魂を注ぐべきです。
  • 試合後の選手への糾弾行為: 試合後の選手や責任者を呼び出し、言い争ったり、責めたりする行為は、チームにとって何の生産性も意味もありません。フラストレーションの発散でしかなく、チームの士気を下げるだけです。真の応援とは、結果を受け止め、次節に向けてポジティブな力を送り続けることです。

まとめ

・ゴール裏は選手を後押しするために応援する場所、応援する姿勢が大事
・日本の負けていても応援し続ける文化は素晴らしい
・いいプレーがあった時にスタジアム全体が盛り上がりを見せたい、ゴール裏関係なく声援を送るような雰囲気が理想的

日本人の特性上、誰かがリードして応援するといった文化が主流です。
ですが、ゴール後の自然発生的な熱狂が一番ボルテージが上がる瞬間だと思います。
その瞬間的な爆発力をゴール以外のいいプレーがあったシーンでもスタジアム全体で作れたら、選手はさらにモチベーション高くプレーすることができると思います。

ゴール裏がリードしてスタジアム全体に瞬間的な爆発力を生み出す。
これがゴール裏の役割だと個人的には思っています。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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